ゴールデン ウィーク

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今年のゴールデンウイークは、天候に恵まれました。

だからといってどこかに出かけたわけでもなく、ほぼ日常の環境の中で、庭いじりや、書類の整理、そして親しい人たちと時間を共有しました。木漏れ日の下、テーブルを外に出し、風の音や鳥のさえずりを聞くだけでも、かけがえのないひとときを満喫できます。

暑くもなく、寒くもなく—でもそんな心地よい気候は長くは続かないものですが。

さて、1枚目の写真は、診療所の玄関前で、モッコウバラが満開です。手前の斜めに伸びたオリーブの木は年々スロープに覆いかぶさり、そろそろなんとかしなければ、と毎年考えています。

2枚目は、庭のフジの花。ミツバチの羽音が聞こえてきそうです。

最後の1枚は、ブルーベリーの花後の状態。これからもとの部分が膨らんで夏にはあの甘酸っぱい実をたわわにつけます。

 

いつの間にか—春

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いつの間にか—すっかり春めいてきました。

昨年は今頃、桜は満開を過ぎていましたが、今年はここに来て冷え込む日々が続き、開花が遅れ、逆に花を楽しむ期間が若干長くなりそうな、そんな気配があります。

さて今回は、ここのところ数回紹介しているジョウビタキ、また登場です。

私に心を開いてくれたのか、庭に出るたびに近づいて来てくれます。うれしくなります。

しかし今回の主人公はバックのユキヤナギです。

ユキヤナギはバラ科で、5枚の花弁で、桜や梅、梨などと同類です。

もう一つの写真は、裏庭に咲くツツジ科の「春一番」です。

春一番といえば、春本番前の最初の強い南風の呼称ですが、それはそれとしてやはりこの鮮やかなピンクは春の到来を実感させます。

地球温暖化が取り沙汰される昨今ですが、それでも日本はまだ四季を感じる風情があります。

この風情と感性を大事にしていきたいものです。

 

 

冬から春へ

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2月も残りわずか。

寒い日もありますが、さすがに前橋では最低気温が氷点下になることはほとんどありません。

その分、今年は春二番、三番と、強風が立て続けに吹き荒れました。冬季節風の強い当地でもびっくりするような風でした。

この時期穏やかな日中にそっと窓を開けて深呼吸すると、時々春の香りがします。おそらく気温と湿度が上昇したため、地面に含まれていた水分が地上に出てきた匂いではないでしょうか。この「春の気配」がとても好きです。

さて写真は、つい先日庭にやってきたモズと、今朝咲いていたクロッカスです。

俳句では、モズは秋、クロッカスは春の季語ですが、モズは冬からたちの棘にささった早贄(はやにえ)のイメージがあるので、この2枚の写真で季節の変わり目を感じていただけたらと思います。

もうすぐひな祭りです。

 

 

大晦日の訪問者

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月並ですが、今年も はや大晦日を迎えました。
ほんと、時の流れは年ごとに速くなり、地球の自転と公転が早まったのではと思う今日この頃です。
CDコンサートが終わると、クリスマス、大晦日と駆け抜けるように時が流れ、立ち止まる間もなく新年を迎えます。
まずは、62歳というこの歳まで無事に生きて来られたことを感謝しなくてはなりません。
今年は珍しく、年の瀬の原稿書きが早めに済んだため、家や庭の手入れをする時間がとれました。
ベランダの手すりの塗装、バラをはじめ庭木の剪定等、汗が出るほど本気でやりました。
その間、チッチッと、ジョウビタキが2mほどの距離まで近づいてきて、疲れを癒してくれました。シジュウカラやモズも庭には来るのですが、これほど近くまでは寄ってくれません。

ともあれ来年もよい年でありますように。

春本番

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大型連休直前。

4月は、暑かったり寒かったりで体調管理が大変ですね。

気象予報士の話では、4月は1年のうちでも日中と夜間の寒暖の差が大きい月だそうです。

その上、3月並みの気温だったり6月下旬の気温だったりと、冬と夏が同居したような季節ですね。

さて、そんな中やはり季節は着実に進みます。

上は診療室前のモッコウバラ。

ブナの木に覆いかぶさり、重そうです。

花が終わったら、バッサリと剪定しようと思います。

下は診療室の玄関にあるワーディアンケース。

胡蝶蘭が見事でしょ。

素人が育てると、やはりこの季節に満開を迎えます。

ここに入りきれない胡蝶蘭もあります。本来は鉢に寄せ植えしたものは株ごとに分けるべきなんでしょうが、場所がないので、かわいそうですがそのまま育てています。

もうじき、こんどはヤマボウシの白い花が咲くんでしょうね。

そしてアジサイと—本当に過ごしやすい季節はそんなに長くはありません。

春の使い

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今年の3月は寒暖の差が大きく、5月上旬の気温だったり2月の気温に戻ったり。

まあ、3月だからといって例年の3月並みの陽気が続くとは限らないのですが。

3月24日、穏やかな陽気だったので、久々に芝の手入れをしていたらご覧の通り、たぶんジョウビタキのメスだと思いますが、土を起こした所に近づいて来ました。距離としては1.5mくらいでしょうか、もっと警戒心が強いかと思っていましたが、餌の気配に釣られてか、こんなに近くまで寄ってきてくれました。チッチッと、姿同様に愛らしい鳴き声でした。

もうひとつの写真は4月3日のもの。

前橋でもつい先頃桜満開が発表されました。

日本人って本当に桜が好きですが、ここはあえてコブシの花に焦点を合わせてみました。

霞か雲かというように、桜はマスとして眺めるもので、コブシはどちらかというと梅などのように一輪一輪愛でるものなのかもしれません。

さてこれからたくさんの花の競演が始まります。私の好きなバラも咲き始めます。

今年は挿し木の成功率も高かったので、開花の楽しみもひとしおです。

ラ・マルセイエーズ

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一昨年、挿し木をしたバラ「ラ・マルセイエーズ」が春に続き、晩秋のいま、立派な花を咲かせました。

本当はいま咲かせない方が来春さらに立派な花や株の成長が期待できるんでしょうが、待ちきれませんね。

この季節のバラは花もちがよく、1週間くらいは咲いていてくれます。

この深紅の1輪は世話をした私へのご褒美でしょうか。

夏咲きのカトレア

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シルバーウィーク中に、夏咲きのカトレアが一斉に開花しました。

その名も、ハワイアンウェディングソング”バージン”。

買ってきてからもう10年以上経ちます。

どんどん殖えるので、株分けを繰り返し、もう6株になりました。

褒めてくれる方にもお分けしました。

写真の株は、1つのシースに6輪の花をつけました。

実はこの花、カトレアにしては珍しくすごく香りがいいんです。

待合室に1株あるだけで、部屋中甘い香りでいっぱいになります。

来年も咲いてくれますように。

 

 

真夏のベランダ

 

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「猛暑」だけで異常な暑さなのに、「異常な猛暑」などといった、日本語としてもちょっとおかしな表現がされるほどの状態が続いています。

そんな暑さの中、ベランダのバラはけなげに花を咲かせています。もちろん、春のように「咲き乱れる」というほどの咲き方ではありませんが、決して暑さに強くないバラが、まるで夏を謳歌しているようです。

右奥の赤いのが昨年から育てているラデュレ、中央奥の白がグラステン、手前の黄色がレモン&ジンジャー、そして左上がコンフィダンスです。

梅雨入り

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関東は先週梅雨入りしました。

ほぼ例年通りといったところでしょうか。

梅雨と聞くとそれだけでジメジメした鬱陶しいイメージがありますが、実際にはそれほど雨ばかり降っているわけではないようです。

「梅雨の晴れ間」という言葉通り、晴天の日も結構あるようです。

また、雨に濡れた木々や草花は緑が深く映え、生き生きと見えるものです。

梅雨の間も楽しんで暮らしたいものです。

写真は駐車場脇のラベンダーとアジサイ。

苦土石灰を撒いたせいか、例年よりアジサイが赤く咲いているようです。