冬の満開

n.jpgmukudori.jpg大晦日に、隣町のスーパーまで買い物に行きました。
 その横の公園に目をやると、なんと大きな木に白い花が満開ではありませんか。
 冬桜? 近づいてよく見ると花に見えたのは白い実でした。
 豆に白くまぶした駄菓子をご存知でしょうか。まさしくあれです。
 それにしても何の木でしょう。
 早速帰って、ネットで「冬 白い実」で検索してみたところ、ナンキンハゼだとわかりました。
 実はこの公園の近く、ナンキンハゼの街路樹が約1kmにわたって植えられているお気に入りの通りがあります。紅葉の頃は緑、赤、黄色のグラデーションが見事です。
 今は剪定されて寂しい姿になっていますが、剪定しなければこんなきれいな実をたくさんつけるんですね。
 「花より団子」 この時期、鳥たちには何よりのごちそうのようです。
(写真は1/2に撮影)

花見の先取り

 img_1317.jpg ここ数日の暖かさで,道端に緑がちらほら出てきました。
 うちのベランダの植物達もだいぶ生き生きとしてきました。
 バラの赤い新芽は随分伸びたし,枯れたように見えてたクレマチスの芽もいつのまにか青々としてきました。
 写真は、ちょっと赤みのはいったユキヤナギの花です。
 すでに満開を過ぎて、少し散り始めました。
 個々の花びらは小さいのですが,近寄って見ると桜の花のような風情があり、まるで花見を先取りしたような気分になりました。

ミモザの災難

img_1320.jpg3月9日の夜から10日にかけて、季節遅れの大雪が降りました。
 なごり雪というには少々早いでしょうか。
 気温が比較的高い状態で降った雪だったので,その重いこと重いこと。
 雪かきは20分でギブアップ。
 それより問題だったのは、医院の植え込みのミモザが雪の重みで南の公道に被いかぶさるように曲がってしまいました。
 道行くクルマはやっとのこと避けながら徐行運転。
 さすがに状況が状況故,文句を言う人もいませんでしたが,このままにもできず、のこぎりで枝をできるだけ切ろうとしましたが,ミモザの枝はぐにゃっとしていて切りにくいことこの上無し。
 庭師の方にお願いしたところ、早速駆けつけてくれて,剪定といっしょに曲がった幹を元に戻してくれました。
 切り倒すのを覚悟していたので,喜びはひとしおでした。
 (でも、あとでいくら請求が来るか(^_^;))
 写真は、ミモザの現在の様子です。
 枝はかなり減りましたが、満開です。

ニラの花

 img_1172.jpg家内が1年前に、ベランダにニラを植えました。
 いえ、その後の水やり草取りは全部私の仕事になっています(笑)。
 なかなかスーパーで見るような太いニラにならないのですが、それでも去年より今年はいくらか太くなりました。
 いつの間にか、かわいい花をつけました。
 ちょうど、水仙の花のミニチュアのようです(直径2~3mm)。
 もしかしたら、ネギ坊主もこんな小さな花の集合体なんでしょうか。

百日紅

 img_1166.jpg前橋のやや北側、赤城山の麓に近いところに、街路樹に赤い百日紅が咲いている通りがあります。
 ピンクではなく、深紅なのです。
 夏にそこを通るとき、クルマのスピードを落として走りたくなります。
 すてきな通りは、事故の防止に繋がるかもしれません。
 その花に憧れて、我が家でも今年の春に「ペチート サンシャイン」という種類の赤い百日紅を植えました。
 見事にイメージ通りの花が咲いてくれました。
 その名の通り、花は次々に咲き続けます。
 ちなみに百日紅(ひゃくじつこう)とは、サルスベリのことです。

ミモザアカシア

 img_0942.jpgimg_0944.jpg 桜の開花を目前にして、毎年目にも鮮やかな黄色の花を枝も折れんばかりにつけます。
  毎年、どんな状況でもしっかり花をつけますから、結構強い樹なんでしょうね。
  植えてから10年近く経ちましたが、たったひとつしかない青葉歯科前の看板を取り囲むような樹勢になりました。
  これではほとんど看板が本来の役目をしていませんが、きれいな花に免じてお許しを。   

ゆずり葉

 img_0802.jpgこんなコメントがありました。
-「ゆずり葉」という植物があるが、この植物にかぎらず、古い葉は、いつか新しい葉にその役割をゆずり、その生命を託していくものなのだろう。春とは、ひとつの大きな生命を支えていくために、小さな生命たちの新旧交代が行われる厳粛な儀式の季節なのかもしれない-

ブナは、新芽が春に芽吹くまで前年葉が着いたままの「ゆずり葉」の特性がありますが、
 あたかも、新芽の芽吹きを見守り、その生命力を確認してから散っていくようで、けなげささえ感じます。
 ただ、大きく成長するにつれ、葉は寒風に飛ばされ新芽を守る効果はなくなってしまうそうです。
   (写真は診療室前のブナの木)

生ゴミから-その2

 grapefruit.jpgこちらは何の苗かわからなかったのですが、茎のところどころに棘(トゲ)があること、そして葉をこすってみたところ、グレープフルーツの香りがしたので、それとわかりました。
 グレープフルーツが芽を出すなんて半信半疑だったので、植物図鑑を調べたところ、発芽はしやすいとのこと、なんだかうれしくなりました。
 ただこちらのほうは、観葉植物としては楽しめるものの、実をつけるまでには、それなりの環境と10年近い年月が必要とのこと、まあ植物を相手にするには、気長に待つことですね。

生ゴミから-その1

 minitomato.jpgここ2年、生ゴミを処理機で堆肥にして、ベランダの草木の肥料にしています。
 おかげで、流しから出るゴミの量は1/10以下になりました。
 商品として販売されている堆肥や腐葉土のほうが質が高いのは当然ですが、ゴミが資源としてまた役立つという快感は格別です。
 処理機は、熱で完全に殺菌するタイプではなく、撹拌しながら乾燥し、細菌による分解を助けるタイプなので、生ゴミ中の種子が生きたままで「堆肥」になっているようです。
 で、施肥をしたプランタから、意外なご褒美が芽を出すことがあります。
 今回は、そのお披露目をいたします。
 まず第一弾は、バラのプランタで実をつけたミニトマトです。
 何度か収穫しましたが、市販のものと比較し、味は薄いのですが、その分甘みがありました。
 まだ十分収穫できます。