金木犀と銀木犀

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 こう書くと何のことかわりませんが、キンモクセイとギンモクセイと書けば、「ああ」ということになりますか。
 さて、「君の瞳は○○万ボルト」という歌の中にも、「キンモクセイの咲く道を」というフレーズがあります。
 春のジンチョウゲ(沈丁花)と秋のキンモクセイは、その季節の訪れを実感させる香りの季語の代表でしょう。
 私はキンモクセイというと、運動会をすぐに連想してしまいます。
 運動会当日の緊張した心とキンモクセイの甘酸っぱい香りが、条件反射のように分ちがたく結びついていて、今でも小中学校の頃の思い出が鮮やかに蘇ってきます。
 もっとも最近の子どもにキンモクセイの香りで連想するものは?とたずねると、なんと「トイレ」だそうです。   さもありなん。
 キンモクセイはモクセイ科の常緑樹で、中国原産の観賞用植物、雌雄異株で、日本のものは全て雄株で結実しないそうです。ツバキやサザンカに似た堅い葉をしていますが、確かに実を見たことはありません。
 花は鮮烈な香りの割りに見た目は地味ですが、3,4mmの橙色の4弁の花びらで耳かきの先を4つ集めたような愛らしい形です。
 全く同じ形で花の色が白いものはギンモクセイと呼ばれます。前者に比べ、香りはやや控え気味で花も目立たないのですが、全体の佇まいはどことなく風格があります。
 庭のキンモクセイの花をマクロで撮ってみました。

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