マシュマロ

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 「マシュマロ」といって何のことかわからないという人は、どちらかというと少数派ではないでしょうか。
 でも、多数派のほとんどの人は、まずあの真綿のようなふわふわのお菓子を思い浮かべるのではないかと思います。
 「アオイ科の植物でしょ?」といえる人は、かなり植物に造詣の深い方か、ガーデニング通、ハーブ通です。
 たしかに「マシュマロ」の名は、アオイ科の植物に由来しています。
 英語では、[mashmallow]と書きます。
 [mallow]とはアオイ科の植物の総称、[mash]とは[mashpotato]の[mash]、つまり「すりつぶした状態」をさします。
 何となく想像がつきますか。
 あの「マシュマロ」は、もともとは[mashmallow]の根をすりつぶして作ったものなのです。(今では、もっと量産できる小麦粉等を原料としているようですが)
 ですから、最初の「マ」にアクセントをつけて、「マシュマロウ」と発音する方が正しいようです。
 マシュマロウは、夏に小さな淡いブルーの花をたくさん咲かせます。
 葉は、ハーブとしても使われます。
 冬には枯れたようになりますが、種が落ちるせいか、必ず毎年新しい株が育ちます。
 同じ仲間に、コモンマロウやムスクマロウなどもあります。
  (写真はマシュマロウの花)

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