春なのに—

例年なら、もうすぐゴールデンウィークとうきうきしている時期ですが、今年ばかりは残念ながら事情が違います。新型コロナウィルス感染拡大に世界中が戦々恐々としています。 「ステイ ホーム」が今年の言葉になるんじゃないかと思うくらい、日常語となっています。 とにかく今は辛抱です。

でも、気持ちを切り替えて、「災い転じて福となす」「塞翁が馬」の諺を実践すべき時かもしれません。

今だからできること、今しかできないこと、これをピックアップしてみましょう。意外なほど多いはずです。

例えば、書類の整理、断捨離等、それをすること自体は大義でも、少なくとも成就感は十分感じられるはずです。

若い頃ならいざ知らず、65歳の私は外出しなくても数日間過ごす術、ではなく、とにかくやることは十分あります。田舎で、土地が広いこともあるかもしれません。

私は習慣として、次の休日までにすることをメモ用紙に箇条書きに書いておいて、実践したものに✔︎をつけ、できなかったものを次のメモ用紙にまた追加するというふうにしています。

最近は物忘れが多くなり、数分前まで覚えていたのに、その間に別の何かをするともう最初のことを忘れてしまう、こんなことの繰り返しです。なので、とにかく思いついたその時にメモするように心がけています。そのため、各部屋にメモ用紙を用意してあります。ただ、時には書いたメモの所在さえ分からなくなることもあり、呆れる毎日です。

さて、最初の写真は1週間前の玄関前のハナミズキ、もうひとつは診療所前のモッコウバラです。

黄色のモッコウバラは、その雰囲気はゴージャスなのですが香りが弱いと言われています。でも、このくらいのボリュームになると、周辺に結構バラらしい香りが漂います。

来年の今頃は、隣に新しい医院が完成しているはずです。こんな雰囲気が味わえるのも今回限りでしょうか。一方でコロナ禍も収束していればいいのですが。

モッコウバラは郵便受けにも覆い被さり、郵便配達の方には本当に「申し訳ありません」。