プルメリア

10月上旬ですが、この間台風19号が記録的な猛威のまま関東の上陸しました。河川の氾濫、崖崩れ等で、多くの方が犠牲になりました。 冥福をお祈りするとともに、一刻も早い被災地の復興を願うばかりです。

さて、かつてこの頃は運動会の真っ盛りで、小学校の歓声が金木犀の香りとともに忘れ得ぬ風物詩でした。

3年前に頂いたプルメリアが今年初めて開花しました。

左は10日前の様子、燭台のようです。

中央が今朝の状態です。バニラとクチナシがミックスしたような甘い香りで、いかにも南国の風情です。

右はハナミズキの赤い実です。ポインセチアの実にも似てますが、思えばもう2ヶ月もすればクリスマスです。

光陰矢の如し、毎日を噛み締めながら過ごしたいと思います。

オリーブアナアキゾウムシ

医院の玄関前のオリーブの木が元気がありません。今年は実もあまりつけませんでした。

よくよく根元を見たら、木屑のようなものがこんもり。

調べてみたら、オリーブアナアキゾウムシの仕業でした。

直径20cmの幹に、写真の様な穴が無数に開いていました。

スミチオン(殺虫剤)を穴めがけて注入してみましたが、どうなることやら。

実生の苗木を数本取っておいたので絶滅だけは避けられそうですが、できれば愛着のある親木に残って欲しいものです。 オリーブよ、がんばれ。

写真右はハツユキカズラで、オリーブのある植え込みを埋め尽くしています。白やピンクの新葉が彩りを添えます。

とても繁殖力があり、今ではこれ以上広がらないように切り詰めていますが、それでも増えます。

 

テッポウユリ

8月ももう終わり、朝子供達の声も聞こえるので、この辺りの小学校では2学期も始まったようです。

ここ前橋でも、まだ日中は35℃近くまでになる日もありますが、朝夕はずいぶん涼しくなり、また1ヶ月前に比べ、日暮れが早くなったのがはっきり感じられます。

暑い時間は外に出たくなくなりますが、日差しが傾いた頃庭に出てみると、テッポウユリがあちこちに花を咲かせていました。我が家の庭はどこから種が飛んでくるのか、テッポウユリが勝手に増えています。

調べてみると、花弁の裏に紫の筋が入っているのでタカサゴユリという種類かもしれませんが、両者には混雑種が多いそうで、外見上の特定は難しいようです。

暑い時は、右の白いサルスベリ同様、白い花は心に涼やかな風を運んでくれますね。でもサルスベリは漢字で百日紅と書きますから、本当は白とは矛盾するのかもしれません。

北九州の豪雨災害が早く終息しますように。

 

長い休み

今年のゴールデンウィークは、平成から令和に改元されることもあり、とても長い休みとなりました。

前半は肌寒い日もありましたが、その後は初夏を思わせるような気候となりました。草むしりも、しばらく続けると汗ばんできます。

医院玄関のモッコウバラも散り始め(写真左)、庭ではクレマチス(レベッカ:右)が満開になりつつあります。

5月は清々しい季節というイメージがありますが、下旬になると、梅雨の走りのような、うっとうしい陽気の日々も次第に多くなってきます。

本当に過ごしやすい時期というのは長くは続かない、毎年感じます。

モッコウバラ開花

今年の春は、やや気温高めです。

つい一ヶ月前には季節外れのなごり雪が降りました。

ここ前橋では積雪こそありませんでしたが、3月の雪と聞くと、それだけで交通機関の乱れを危惧し、精神的降雪被害が起こります。

さて、モッコウバラは生育旺盛で、これでもかというくらい伸びます。

特に拙院の植え込みのモッコウバラは成長甚だしく、一緒の植え込みのブナにも覆い被さり、ブナには脅威となっています。

昨年の晩秋、思い切って上に伸びようとするモッコウバラを剪定しましたが、その結果、下の枝がどんどん伸び、ご覧の通りの有様となりました。

これもなかなか風情がありませんか。

今年も、春の訪れ

寒い寒いと訴えていたのはつい先日のことでしたが、3月になるとやはり暖冬なのでしょうか、最高気温15℃を超える日も出てきました。

左はいつものジョウビタキのオスですが、こちらに慣れてきたのでしょうか、徐々に距離を詰めても逃げないようになってきました。くちばしを大きく開けてさえずっている様子が確認できます。

中央は庭のクリスマスローズです。

シングルスポットというタイプかと思いますが、1年前に比べ、株が2倍くらいに大きくなりました。

クリスマスの名が付いていますが、関東では立春前後から咲き始めます。

うちでは、この3月中旬が真っ盛りです。

そして右はサンシュユの花です。

『春は名のみの風の寒さや」という歌詞がありますが、菜の花よりもっと先に咲く黄色の花、蝋梅やこのサンシュユはまさに、春を待つ人々に希望を与えてくれます。

日もだいぶ延びてきました。多くの植物の動きが活発になるとともに、また雑草との戦いが始まります。

大寒の風景

今は、一年で最も寒いとされている二十四節気の大寒。

もう1ヶ月も雨が降らず、カラカラ状態が続いています。地に生えている木々はどこから水分を取っているのか不思議なくらいです。

日本海側に住む方々から見れば、贅沢かもしれません。

さて、庭のバラは、もうそろそろ剪定や植え替えをする時期なのですが、まだ健気に咲いているものを見ると、もう少しそっと咲かせてあげたいような気もします。冬のバラは小ぶりなのですが花持ちが良く、1、2週間はこの状態を保っています。右奥の赤く見える花はギョリュウバイです。

右の写真は、庭によく来るジョウビタキのオスです。

以前ご紹介したメスと違い警戒心が強く、これ以上寄ると飛んで行ってしまいます。カッカッと、木を叩くような声で鳴きます。

調べてみると、ジョウビタキとは「ジョウ」と「火焚き」から成る名前で、「ジョウ」とは「尉」で銀髪を指し(オスの頭頂部から後頭部がやや白く見えるからでしょうか)、「火焚き」は鳴き声が火打石を叩く音に似ているからとか。

背景の青空が、いかにも上州の冬を象徴しているかのようです。

立春までもう少し。

ヒイラギモクセイ

昨日の日曜日、台風25号の置き土産でしょうか、前橋でも季節外れの真夏日になり、親戚の告別式での参列者の喪服はいささか暑そうに見えました。

前回、ギンモクセイに触れましたが、ここ数日、我が家の庭先でもバニラのような甘い香りが漂っています。お隣さんのギンモクセイかと思っていましたが、なんと我が家のヒイラギモクセイの花の香りでした。

それもそのはず、調べてみたら、ヒイラギモクセイはギンモクセイとヒイラギとの交配種だそうで、香りはギンモクセイそっくりです。

葉の棘もヒイラギほどには固くなく、生垣によく利用されるそうです。我が家では、玄関へのアプローチ脇に庭木として植えられています。

まさに灯台下暗し。

ちなみにこの灯台とは海岸にある灯台ではなく、灯明台といって燭台や行灯に近い部屋の照明器具を指します。蛇足でした。

銀木犀(ギンモクセイ)

「—金木犀の咲く道を—」

キンモクセイの香りは秋本番の象徴のようで、思わず深呼吸したくなりますね。

以前はちょうど10月の運動会の頃、子供達の歓声とともに1週間ほど香ったものですが、最近は温暖化のせいかやや早くなったように感じます。

今年は、9月二十日頃から香り始めたと思います。

写真はお隣のギンモクセイで、高さ5〜6mの大木です。

キンモクセイは、ギンモクセイの変種だそうですが、いまやキンモクセイのほうが主流になってしまった感があります。

キンモクセイの花はオレンジ色ですが、こちらはクリーム色がかった白です。

キンモクセイの強く甘い香りに対して、こちらのそれは甘さを感じるもののややしとやかな香りです。個人的には神々しささえ感じます。

ちなみに、木犀(モクセイ)とは、その樹皮がサイ(犀)の皮膚の感じに似ているからとか。

酷暑に咲く花

今年の夏は、とにかく酷暑の日が人間の忍耐を試すかのごとく続きます。

ただここ2、3日、朝晩の気温が20℃以下になり、猛烈な暑さの夏も少し出口が見えてきました。人間って、先の見通しがつくと現実の厳しさにも耐えられるんですね。

人間のみならず、草花も試練に耐えています。

そんな中、健気にも咲き誇っている花たちをご紹介します。

真夏のバラ、これは結構貴重です。

赤い花はラ・マルセイエーズ、かなり以前にもご紹介しましたが、私見ですが最もバラらしいバラです。夏の花はやや小ぶりですが、それでも元気をくれます。実は親株は5年ほど前に枯れてしまったのですが、たまたま挿し木にしておいたいわば子株が元気に育っています。

今月下旬には、バラは夏の剪定が待っています。

もうひとつの白い花は睡蓮、別名ヒツジグサです。

夏の未(ひつじ)の刻(13時から15時)に花を開くのでこの名前が付いています。

ベランダの睡蓮鉢に咲いていて、酷暑の中でも目に涼を運んでくれます。