東北大学歯学部11回生は40名定員の最終学年で、現在34人が全国で活躍しています。
人数が少ないことも幸いしてか特にまとまりがよく、また数年前よりメーリングリストを作り、ほぼ毎日誰かしらメールの書き込みをして絆を深めています。
ただし「声(メール)は聞けども顔は見ず」ということで、10月13日(日)、11回生のクラス会が開催されました。
今回は私清水が幹事故、群馬県前橋市にて開催されました(最近は幹事の居住地での開催が多くなっています)。
今回の参加者は13名(仙台、東京以外では13/34という参加率はなかなかです)。
一次会は、17:30前橋テルサ12Fのイタリアンレストラン「イル・チイニョ」(写真)で始まりましたが、せっかくの機会でもあり、16:00頃までに到着可能な9名には、清水宅にてハーブティーで旅の疲れを癒していただき、手狭になった診療室もご覧いただきました。
ちなみに、いつもクラスのまとめ役のN君はなんと14:30には到着し、皆を迎えようという姿勢にはいつもながら脱帽です。
さて二次会も同じお店のカウンターに移動し、22:00の閉店まで尽きぬ話に花を咲かせました。
翌日は、一泊した11人を私の案内で群馬県庁、敷島公園バラ園を観光、そしてたっての希望だった赤城山麓の蕎麦処「桑風庵」で昼食を楽しみました。
この間、クルマ7台でよく迷子といったトラブルなしの移動ができたと、やはり絆の強さを実感しました。
後ろ髪を引かれながら、上武国道の乗り口で来年の再会を誓ってそれぞれの生活の地へ戻って行きました。 晴天に恵まれたあっという間の楽しい二日間でした。
その後しばらくはメーリングリストでも、クラス会の裏話や添付の写真で盛り上がっていました。
さて来年は、O君の幹事で鹿児島での開催となります。
O君、よろしく。
別件ですが、つい先日、東北大出身の歌手小田和正さんが母校の校友歌「緑の丘」を作詞作曲し、そのお披露目があったそうです。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/midori/
第2駐車場完成
「駐車場にクルマが止められない」と、長らく皆様にご迷惑をおかけしましたが、この9月9日、やっと青葉歯科 第2駐車場が完成しました。
青葉歯科のユニット(診療台)は4台ですから、単純にいえば4台分の駐車スペースでよいわけです。
ところが、診療が予想外に長引いたり、あるいは次の予約の方が時間より早めにいらしたり、はたまた急患の方が見えたりすると、なかなか理想通りにはいかず、皆様にご迷惑をおかけして参りました。
今後は、クルマの中で待っていただくこともなくなると思います。
これまでの駐車場には8台駐車できましたが、今度はさらに7台分が駐車できるようになりました。
さて念のため申し上げますが、何を隠そう(いえ、何も隠すことはございませんが((笑))、私院長は、これまでより多くの方を診療しようという気持ちは毛頭ありません。来年には還暦ですから、体力的にもとても無理です。
ずっと今までと同じ時間、同じ接し方をさせていただこうと考えています。そして皆様の期待を裏切らないような診療をしていきたいと思っています。
駐車場にゆとりがあるだけでも、少しは気持ちがほっとしますからね。
今後、周囲の植え込みも楽しみながら作っていこうと思っています。
薔薇バサミ
薔薇バサミって、ご存知ですか。
私が愛用していたのはフィンランド製のFiskarsという老舗の商品です。
剪定バサミの一種なんですが、通常の剪定バサミより小振りで、一番の特徴はバラの茎を切った際に切り落とされずにハサミが切った茎をきちんと把持していることです。
つまり、切った瞬間に切断した部分をハサミが挟んでいて、回収できるということです。
言葉で表現すると難しいですね。
つまり(また、「つまり」が出てしまいました。全くのボキャ貧です)、道具であるハサミの切断部分に、本来の目的である切断部と切断した部分を把持する部分が接続一体化しているということです。
実は、歯科で矯正治療に使われるセーフティエンドカッターも同じ原理なのです。
(ワイヤーを切断する際、切れ端が口腔に飛ばないように把持する構造になっています、右図参照)
なかなかのアイデア商品ですが、以前このブログでご紹介したこともあるこの便利な道具、先日のダウンバーストの際に行方不明になってしまいました。
しばらく見つけましたがとうとう見つからず、しかたなしに今回、新規購入しました。
これまで使っていたものがしっくり手になじんでいたので、まだ新品に違和感を感じます。
面白いもので、道具に慣れ親しんでくると、その鈍りや遊びにも手が馴染んでしまい、切れ味がいいはずなのに新品はしばらく「自分のもの」になるのに時間がかかりそうです。
道具って、実に深いですね。
雹(ひょう)
道具
前回、長年使っている剪定用のハサミをご紹介しました。
実は私、結構道具にこだわる性分で、言うなれば「形から入る」タイプなんです。
そういえばずいぶん以前に、もったいなくて使えない(笑)「ゴールドタービン」をご紹介したことがありました。
もっとも、使えなくてはもはや道具とは言えませんが。
さて、道具を大事にするということは、道具に愛着をもつということです。
パソコンのマック(Macintosh)は、デザインと材質にこだわり、パソコンという道具をオブジェにまで昇格させました。
オブジェとは、そこにあるだけで存在感があり、その場の雰囲気を作り出せるものといえるかもしれません(本来は別の意味ですが)。
ちなみに、アメリカ映画に出てくるパソコンをよく観察してみると、その少ないシェアーとはうらはらにマックが多く登場します。
何を隠そう、かくいう私もマックユーザーです。
さて、今回ご紹介する道具は、むし歯を削った部分に充填(つめる)するレジンという材料を光で硬化させる光重合器と、物の厚みを測定するマイクロメータです。
左の光重合器は、形がスマートで色もシックですが、材質がアルミニウムを削り出したものです。重さも軽すぎず、手にしっくり馴染みます。
さらに性能も優れていて、通常10秒かかる照射時間が3秒ですみます。
当院には光重合器がこれまで4台ありましたが、また仲間が増えてしまいました。
右のマイクロメータですが、測定部にワイヤーが挟まれているのがおわかりいただけますか。
これは矯正用のワイヤーで、当院では上下合わせて16種類の太さ、形状の違うものを使用していますが、時々ケースから落としてしまうと、はたしてどの太さのワイヤーだったか、わからなくなってしまいます。
そこで、このマイクロメータを使ってワイヤーの種類を確かめます。
矯正用のワイヤーはインチで表示されているのですが、マイクロメータはcm表示です。
そこで、inch-cmの換算表を作っておきました。
最初、ノギスにしようかと思ったのですが、オブジェとしてはマイクロメータのほうが面白そうだったので、これに決めました。
ちなみに、0.01mm、つまり10μまで正確に測定できます。
my favorite tool
今年は例年になく早く梅雨入り宣言したと思ったら、その後晴天続きで水不足が心配されました。
我が家も水やりが大変でしたが、ここにきてやっと梅雨らしい天気になりました。
今回は、ガーデニングで重宝している道具をご紹介します。
フィンランドのFiskarsという、中世から続いているハサミのメーカーのものです。 その歴史だけでもすごいですね。
さてこの道具、剪定バサミの一種なんですが、あまり太い枝は切れません。
でも、バラなら木質化した太い枝以外は大丈夫です。
そしてすごいのは、切った枝を刃の横についているプラスチックのクリップがはさんで、切れ端が落ちないんです。
歯科関係者ならご存知かと思いますが、矯正でワイヤーエンドをカットするセーフティエンドカッターと同じ原理なんです。構造は実にシンプルですが、その分壊れず、もう20年くらい使っています。
もう完全に、なくてはならないmy favorite toolになってしまいました。
さて、また我が家のバラをご紹介します。
中央がニコル、花弁の縁だけ赤く覆輪になっています。
そして右が丹頂、日本で作られたバラで、タンチョウヅルの頭の朱色を連想させます。
バラ続報
我が家のバラの開花も後半戦を迎えました(1番花についてですが)。
モッコウバラを除いて、早いものの開花は5月前半にピークを迎えますが、種類によってはこれから、というものも少なくありません。
左は、駐車場のフェンスに咲くつるのアイスバーグ(別名シュネーヴィチェン)です。写真の左端にシュラブ系のアイスバーグが咲いているのですが、これに比べてつる系のほうが花は小振りなようです。 でも、修景としては楽しめます。
中央の写真は、イングリッシュローズのクレアローズです。
開花が進むに従い、花弁の数が増えていくような変化をします。
一時期、風で株が割れ枯れそうになりましたが、気づいてみれば10年以上もっています。
右は挿し木にしたモダンタイムズです。絞りが見事でまるで金魚のようです。
ゴールデン ウィーク
今年のゴールデンウィークは、例年になく五月晴れが続きました。
あまりに空気が乾燥しているので、縮物を育てている身としては、少しは降ってくれても、などという贅沢な悩みを抱いています。
我が家の庭も前回のモッコウバラに続き、ハイブリッド・ティーのダブル・ディライト(もう、このブログではおなじみですね)が大輪の花を咲かせ始めました。
名前の通り、期待に違わず色も香りも楽しませてくれます。
左の写真の手前が花びらが開いた状態で、奥の咲き始めのものに比べると、黄色の部分が多くなっているのがおわかりいただけると思います。またひとつの株の中でも、花によりその表情に個性の違いがはっきりと現れます。
このバラは、もう花びらが散るのではというくらいに開き切っても、なお健気にフルーツのような芳香を放っています。
今年は早くも複数のベイサルシュートを元気よく伸ばしていて、また枝の更新ができそうです。