師走のCD コンサート 2012

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 12/2(日)、恒例の「師走のCDコンサート」を院長宅居間にて開催いたしました。
 1991年、モーツァルト没後200年の12月が最初の開催となったこのCDコンサートも、気づいてみたら21回目となりました(一度だけ、開催できなかった年があります)。
 内輪話になりますが、当初は夫の道楽とばかり、全くタッチしなかった女房も、キッチンで医院の事務整理の仕事をしながら、少しずつ手伝ってくれるようになりました。 正直言うととても助かります。

 さて今回は、初めての方3名を加え、7名の参加を頂きました。
(常連の方2名がお忘れになったようです)
 北関東とはいえ、12月にしては例年になく寒い一日でした。こういう日に部屋を暖かくして音楽に浸るというのも、またいい思い出になるかもしれません。

 主だった曲の選択理由をご紹介します。

 「イムジン河」は、関係のぎくしゃくした日韓の、同じ東洋人として問題の円満解決への思いを込めておかけしました。

 「ザ・フィルハーモニックス・イン・ウィンナーカフェ」は、BSで放送された、ウィーンフィルの若手演奏家による市井のカフェでの演奏会の映像です。
 歴史あるカフェでの演奏と、それを聴くお客のくつろいだ表情は、あたかもこちらまでその場にいるような錯覚を覚えます。

 ショパンの「舟歌」は、初めて参加した私の甥夫婦(新婚)への祝福を込めておかけしました。

 ヴェルディの「レクイエム」もBSの映像ですが、ここには在りし日の若々しいカラヤンとパヴァロッティの熱演が観る者の心を引きつけます。

 さて、このコンサートが終わると、いよいよ年の瀬に向かって慌ただしい日々を迎えます。
 来年はどんな演奏をおかけしようかと、もうすでに鬼が笑うようなことを考えています。
 みなさま、よいお年を。
(右の写真は、当日甥の新妻から頂いたフラワーアレンジメントです)

   -Program-

1.モーツァルティアーナ
  シプリアン・カツァリス(P.)        
 
2.高 宗漢(Ko Jung Hwan)イムジン河
  ジョン・チャヌ(Vn.)

3.ザ・フィルハーモニックス・イン・ウィンナーカフェ(BD)

4.W.A.モーツァルト 交響曲 第40番 ト短調 
  ジョージ・セル指揮 クリーヴランド交響楽団
           (1967年8月25日)

5.サラサーテ チゴイネルワイゼン 
  アンネ・ゾフィー・ムター(Vn.)  
  ジェームス・レヴァイン指揮 
  ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

6.F.ショパン   舟歌 Barcarolle 嬰ヘ長調 Op.60
   E.キーシン(P.)

7.ヴェルディ  レクイエム(BD)
   H.V.カラヤン指揮 
  ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 (1967年)

8.J.S.バッハ  ゴールドベルク変奏曲
  武久 源造(Cemb.)

9.J.シュトラウス  喜歌劇「こうもり」から
 ・前奏曲 
  カルロス・クライバー指揮 
  バイエルン国立歌劇場管弦楽団
 ・アリア「侯爵さま、あなたのようなお方は」
  キャスリーン・バトル (Sop.)

 
 

椿山荘

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期間限定の格安のチケットが手に入ったので、10/24 夫婦で東京の椿山荘に一泊してきました。
通常の宿泊料では、「ちょっと一泊」というわけにはなかなかいきません(笑)。
さて、一流のホテルだけあって、スタッフの対応はやはりさすがでした。
部屋は9階だったので、話題のスカイツリーも左遠方によく見えました。
翌朝、名物の庭園を散策してみました。
 もともとは明治時代の政治家、山縣有朋の屋敷だったそうです。都内とは思えない静かさでした。 なんでも今でもタヌキが棲んでるとか。
 そして、その土地が風光明媚だったため、椿山(つばきやま)と名づけたのがホテルの名前の由来だそうです。小高い山を中心に、ツバキとカエデが目立って多かったように思います。
 「南に早稲田田圃、西に富士山が見え—」とありますから、高台だったことと周囲に眺めを遮るようなものはなかったということで、今では全くの想像の世界です。
 

いまはもう秋—

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 ここのところ雑用に振り回されていましたが、気がつくと9月下旬.
 ついこの間まで、「この猛暑、いつまで続く?」と、記録的な猛暑の攻撃にうんざりしていたことを思うと、あまりに急激な朝晩の涼しさに戸惑いさえ感じます.
 「暑さ寒さも彼岸まで」
 この諺は今年も説得力がありました.
 さて、ぶらっと蓼科まで出かけてきました.
 暗いうちには、シカ、タヌキ、キツネに遭遇しました.
 早朝の気温は8℃. これはもう晩秋の陽気です.
 写真は左側が八ヶ岳.右1/3に北岳も見えます. 時間は午前9時頃でしょうか.
 空はすっかり秋の気配です.
 いい空気を吸ってきました.

 9月の「ご意見ポスト」から

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ご意見
「わたしの先生がやさしくてうれしかった」○○ちゃん

回答
「署名までしてくれて、ありがとうございます。 
 治療中は怖い顔をしていることもあるので、気をつけているつもりです。
 ときに痛い治療をしなくてはならないこともありますが、○○ちゃんは歯のお掃除がほとんどですから、それでやさしいと思ったのかもしれませんね。 これからも
痛い治療をしなくて澄みますように。」

天使の分け前(取り分)

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 私はワイン好きですが、夏の特別暑い時期以外は、ほとんど赤ワイン専門です.
 診療も終了時間に近づく17時頃になると、今日はどのワインを開けようかと、密かに不謹慎な楽しみがわいてきます.
 さて、今年の猛暑はまだしばらく続きそうで、私が白を飲む時期も記録的に延びそうです.
 さて皆さんは、天使の分け前(取り分)という言葉をご存知でしょうか.
 Wikipediaによると、
『ワインやブランデーなどの酒は、その製造工程に「樽などでの熟成」という工程を含んでいる。熟成は短くとも数年単位、十数年の熟成が行われることも珍しくはなく、場合によっては数十年の熟成がなされる場合もある。樽は基本的に木製であり、液体は通さないが気体は通すため、熟成の間に酒に含まれる水分やアルコール分が蒸気となって少しずつ樽からしみ出ていく。すると、熟成開始時の量と比較して、熟成終了時(つまり、出荷時)の量は減少してしまう。この減少分を、「天使の取り分」と呼ぶ。』
 写真のワインをご覧ください.
 まだ抜栓前にもかかわらず、中身が半分しかありません.
 いかに天使の分け前にしても、飲み過ぎじゃありませんか。
 しかも、樽ではなく瓶詰め後ですからね。 
 荷造りの際、気づかなかったのでしょうか.
 ネットで入手したものですが、販売店に写真を貼付して連絡したところ、代わりのワインと交換するとのこと。そして、参考までに現品を返品してほしいと.
 おそらく、ここまで減っているのは珍しいことなのでしょうね.
 さすがの猛暑で、天使も脱水状態になったのでしょうか.
 天使の取り分ならぬ、天使へのtributeとか(冗).
 

 

偶然の出会い

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 8月も半ばを過ぎましたが、日中はまだまだ猛暑の連続です。
 ただ、朝5時頃はかなり涼しくなり、夏のゴールを予感させます。

 さて今回は、自宅のベランダの植物のうち、ちょっと変わった経緯で出会ったものをご紹介します。

 一番左は柿の苗だと思います。
 自宅の庭に私が生まれる前から大きな柿の木があります。
 高さは10mくらいでしょうか、ですから半分から上の実は採ることができませんから、ムクドリをはじめとする小鳥たちの餌となります。それが運ばれたものでしょう。実がなるのは8年くらい先のことでしょうか。

 真ん中の写真は、多分ザクロだと思います。
 やはり庭にあるザクロの実が、小鳥たちに運ばれたのでしょう。

 一番右は、グレープフルーツです。
 そう断定する根拠は、枝に柑橘系特有の大きなトゲがあること、葉をこすってみるとまぎれもなくグレープフルーツの香りがすることによります。
 これは鳥が運んだわけではなく、生ゴミ処理機に入れたグレープフルーツの実から芽が出たのです。
 実は、私はベランダの植物の堆肥として、生ゴミ処理したものを用土と混ぜて使っているんです。
 これは3年目で、やはり実がなったとしてもまだ数年先のようです。

 買ったものではなく、偶然何かの縁で芽が出たものには、また格別な愛着がわきます。
 この植物たちはすこぶる元気で、この厳しい夏も無事乗り切ってくれるでしょう.

7月の「ご意見ポスト」から

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ご意見−1
「かんごしさんと先生がやさしくしてくれたのでとてもうれしかったです。」

回答
 ひらがなが多いので、小学校低学年の方のご意見かと思います。
 日付も入れてくださいました。ありがとうございます。
 歯科医院がきらいにならないように、お互いがんばりましょう。
 
ご意見-2
「きれいになりました」

回答
 これも小学生のご意見かと思われます。
 何がきれいになったのか、スタッフ皆で考えていました。
 むし歯の治療?  口の中のお掃除?  はたまた例の観葉植物?でしょうか。
自分たちなりにその評価の対象に想像を巡らせてみるのもまた楽しみです。
 でも、本当はなんだったのでしょうか。

6月の「ご意見ポスト」から

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ご意見−1
「植物のメンテナンスが悪い。ほこりだらけ」

回答
 不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。
 院長の私が植物が好きなのでついつい徒長させてしまいます。
 また水やりばかりに目がいってしまい、葉の上にたまった埃に気づきませんでした。
 特に、ドラセナやパキラのように葉が大きく光沢のある植物では目立ちますね。
 タオルで拭き取ってみましたが、またお気づきの際は指摘していただけると助かります。
 よろしくお願いします。

ご意見−2
「とてもやさしく受け答えしてくれるのでうれしいです」

回答
 ご評価いただき、ありがとうございます。
 皆さんに対し、スタッフ全員が同じ態度で対応できるよう、心がけています。
 もし不快な対応等があった場合は、遠慮なくご指摘ください。
 皆さんのご指摘で初めて気づくということもありますので、よろしくお願いします。

ダブル•デライト etc.

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  先週、コンフィダンス開花のお知らせをしましたが、いよいよ他のバラの開花も本格的になりました。
 左の二つは同じ株の花ですが、全く別物のような表情をしています。
 また同じ花でも、咲き始めと満開、および散り際で色合いが全く変わります。
 また、フルーツ系の強い芳香もこの花の魅力です。
 花の名は、以前にもご紹介した、ダブル•デライト(Double Delight)です。
 「二つの楽しみ」といった意味でしょうか、「一粒で二度おいしい」=グリコのキャッチフレーズを思い出します。
 さて、この「二つ」が色の変化を指しているのか、あるいは色と香りのことなのか、いまだに謎ですが、いずれにしても楽しめるバラであることに間違いありません。

 もうひとつの写真は、赤いバラ(名前は不明)とヤマボウシの赤と白のコラボです。

コンフィダンス(confidence)

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 冬から春にかけての記録的な低温で桜の開花も平年より1週間遅れました。
 例年では5月の連休に、有名な前橋のバラ園のバラが咲き誇るのですが、やはり今年は遅いようです.
 我が家のバラの開花も今年ばかりは遅れ気味で、やっと早咲きのものが開花しだしました.
 写真はコンフィダンス(confidence:HT系)、フランス語読みですが英語では「コンフィデンス」で、自信とか、信頼といった意味です.
 実はこのバラ、バラに取り憑かれるきっかけになった代物です.
 20年前に購入した株は数年前、テッポウ虫に見事にやられました.
 でも、黄色とピンクの優雅なグラデーションを忘れることができず、3年前に再度購入しました.
 このバラの魅力を伝えられるような写真がなかなか撮れなかったのですが、今回はそれに近いものが撮れた気がします.
 香りも一緒に伝わればうれしいのですが。