昨日は夏日のような陽気でしたが、今日は一転して真冬のような寒さに。
桜に雪が降る光景は、ここ前橋ではごくごく稀です。
で、寒い中、買い物がてら、敷島公園まで足を伸ばし花見と洒落込んだのですが、さすがカメラマンたちはタフであり、かつ写真のスポットをよくご存知で、雪の降る中、20〜30人ほどが、ベストショットを狙っていました。
私はといえば、車から出て1分ほどで震えながらそそくさと退散しました。
明々後日は4月です。
趣味の事を書いたブログです
関東平野の北西部に位置するここ前橋は、冬季は冬晴れの日が続きます。
同じ太平洋側でも、私が学生生活を送った仙台とは冬の気候は随分違います。
仙台では、晴れといっても一日中雲ひとつない青空の日は滅多にありません。雲が流れる晴れ、というのが適当でしょうか、晴れていても時折さっと曇る、そしてまた晴れる、まるでモーツァルトの変調のように。
そこにいくと前橋の冬晴れは、写真用語で言うところの「ピーカン」、雲ひとつない快晴の日が続きます。
ところが今年の冬はちょっと様子が違います。
北関東らしい快晴の日は少なく、晴れても仙台のように雲が流れます。
大陸の高気圧の張り出しが弱く、冬型の気圧配置が長続きしないためらしいのです。
1月13日、ちょっと珍しい赤城山の姿が見られました。
大部分は雲の陰になっていますが、東側(向かって右)の峰だけ陽が当たっています。雲が流れているためです。そして、たしかに手前上空には低い雲が見えます。
学生時代の第二の故郷の情景がふと蘇ってきました。
気象予報では、明日の朝は、今秋一番の冷え込みとか。前橋でも2、3℃にまで下がりそうです。
さて、前々回に引き続き、我が家の晩秋の紅葉をご紹介します。
左は玄関前のヤマボウシ。ヤマボウシの葉は、同じミズキ科ヤマボウシ属の(アメリカ)ハナミズキとよく似ていますが、紅葉は前者が朱色に近いのに対し、後者は臙脂(エンジ)、紅色に近いように思います。
いずれにしても、このヤマボウシの葉が落ちると、我が家は落ち葉の処理に一苦労です。
右は、まさに臙脂のブルーベリーの紅葉です。
ブルーベリーは、春は新緑、夏は実、そして秋は紅葉、そして冬は繊細な枝ぶりと、四季を通じて楽しめます。
酸性土壌に向いているということで、コーヒーの殻を土に混ぜています。
有効かどうかはわかりませんが。
光陰矢の如し
あれよあれよと言う間に、今年も晩秋を迎えました。
あれもこれもしなくてはとは思うのですが、パソコンのエンターキーを押すようには綺麗に片付いてはくれません。
目の前のことをひとつずつ、コツコツやっていくしかないようです。人生、65年も生きてきて、まだ学習能力が身についていません。
その間も、時間だけは確実に進んでいきます。
庭に目をやると、時間が経過した証が、言い逃れをあざ笑うかのように突きつけられます。
左の写真が、医院前のブナの木。黄葉した葉は、カサカサと音が聞こえるくらい薄く乾燥しています。落ち葉にもなりますが、多くが春まで枝先に残ります。
右は坪庭の八重のサザンカ。
もう、花びらの多くが変色し始めていて、年末の訪れを予感させます。
10月上旬ですが、この間台風19号が記録的な猛威のまま関東の上陸しました。河川の氾濫、崖崩れ等で、多くの方が犠牲になりました。 冥福をお祈りするとともに、一刻も早い被災地の復興を願うばかりです。
さて、かつてこの頃は運動会の真っ盛りで、小学校の歓声が金木犀の香りとともに忘れ得ぬ風物詩でした。
3年前に頂いたプルメリアが今年初めて開花しました。
左は10日前の様子、燭台のようです。
中央が今朝の状態です。バニラとクチナシがミックスしたような甘い香りで、いかにも南国の風情です。
右はハナミズキの赤い実です。ポインセチアの実にも似てますが、思えばもう2ヶ月もすればクリスマスです。
光陰矢の如し、毎日を噛み締めながら過ごしたいと思います。
8月ももう終わり、朝子供達の声も聞こえるので、この辺りの小学校では2学期も始まったようです。
ここ前橋でも、まだ日中は35℃近くまでになる日もありますが、朝夕はずいぶん涼しくなり、また1ヶ月前に比べ、日暮れが早くなったのがはっきり感じられます。
暑い時間は外に出たくなくなりますが、日差しが傾いた頃庭に出てみると、テッポウユリがあちこちに花を咲かせていました。我が家の庭はどこから種が飛んでくるのか、テッポウユリが勝手に増えています。
調べてみると、花弁の裏に紫の筋が入っているのでタカサゴユリという種類かもしれませんが、両者には混雑種が多いそうで、外見上の特定は難しいようです。
暑い時は、右の白いサルスベリ同様、白い花は心に涼やかな風を運んでくれますね。でもサルスベリは漢字で百日紅と書きますから、本当は白とは矛盾するのかもしれません。
北九州の豪雨災害が早く終息しますように。
今年の梅雨は、いわゆる「梅雨の晴れ間」という日が少なく、雨降りのどんよりした日が続きます。
5月には、「例年の7月並み」という暑い日が続いたかと思うと、今月は「例年の4月並み」の気温という肌寒い日があったり—体調管理が難しいようで、患者さんの中にも咳をしている方がいます。
夏の暑さが苦手な私には、例年より過ごしやすく感じますが、一方で野菜をはじめ、農産物の生育にはどうでしょうか。
左は、特に季節の花というわけではありませんが、家の花瓶に挿してあったガーベラを撮ってみました。
右は、1年前にもアップした、夏の風物詩、ベランダの睡蓮(未草:ひつじぐさ)です。うっとうしい季節には、目につかの間の爽快さを与えてくれます。
すぐ下のヒメダカが見えますか?