師走のCDコンサート 2016

IMG_4350_edited-1IMG_4348_edited-1 さて、早いもので(ほんと、この歳になると年の瀬が来るのが毎年早まっているような気がします)今年も師走のCDコンサートを迎えました。

25回目を迎えたこのコンサート、今回は7名の参加で、参加してくださる方はもう常連の方が多く、たまに一方くらい新規の方がみえます。 それがまた楽しみです。中には、この集まりが師走の風物詩のように思ってくださる方もいて、なんだかその方の生活の一部になっているようで、開催側の冥利に尽きます。

今年のプログラムは、下記の通りです。

ちょっと土地の匂いのする曲を中心に視聴していただきました。

実はこのプログラムの前に、江差追分とドップラーのハンガリー田園幻想曲をネット動画で流して、その趣旨を感じていただきました。

シルクロードで繋がっているような、単なる偶然のような。

Izzyのこぶしの利いた歌い回し、M.マチューの「r」の極端な巻き舌も、その土地独特のものとしてご紹介いたしました。

———————Program—————

  1. A.ヴィヴァルディ作曲 協奏曲集「四季」

    D.ゼペック(Vn&Dir.)

    ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ベルリン   

  1. J.S.バッハ作曲 イギリス組曲No.3 ト短調 BWV 808

    ルドルフ ブッフビンダー(P)              

  1. G.F.ヘンデルLascia Ch’io Pianga  

       The Last Rose Of Summer

          Izzy (vocal)           

  1. スメタナ作曲 交響詩「モルダウ」 

     ベルリン・フィル ワルトビューネコンサートから

         ベルリンフィルハーモニー管弦楽団  (BD)    

  1. J.ハイドン作曲 弦楽四重奏曲No.77 ハ長調 op.76-3「皇帝」

     イタリア弦楽四重奏団           

  1. E.ラロ作曲 スペイン交響曲 op.21

         オーギュスタン・デュメイ(Vn)

     ミシェル・プラッソン指揮

     トゥールーズ・カピトール管弦楽団      

  7.ミレイユ ・マチュー     (「エディット・ピアフ」から)

    バラ色の人生  群衆                                               

  1. ア・カペラ(フィンランドの賛美歌集より) 

    あなたに感謝します、わたしの神よ

    我が主よ、あなたに向かって

      タウノ・サトマー指揮 カンドミノ合唱団

 

 

 

最強のアシスタント

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私は35歳の時、いわゆる老眼(専門の方は「老視」というそうです)と診断されました。

30歳代で病名に「老」の字がついたという事実は、当時かなりショックでしたが、仕事熱心ゆえの職業病だと慰めて、無理矢理納得していました。

実は私のコンタクトレンズ歴は長く、20歳から50歳までで、しかもその間、一度も紛失したことがないというのが自慢でした(もちろん度を変えたことはありますよ)。

その後はメガネにしましたが、現在まで3種類、家の中用、運転用、そして診療用をTPOで使い分けています。

そして普段の診療中はメガネにさらに2倍の拡大スコープを取りつけて使っています。

その他必要に応じて、単体で2.5倍、3倍、そして5.5倍の拡大スコープを使っています。

しかし、作業によってそれらをいちいちかけ替えるのは実に面倒です。

さらに、LEDで軽いとはいえライトを装着すると、鼻にかかる重さは相当なものになります。

今年4月、たまたまあるデンタルショー(歯科用品の展示会)で倍率が3段階に切り替えられる拡大スコープ(写真)を見つけ、一目惚れしてしまいました。これはスルーザレンズといって、拡大レンズ自体が防塵レンズを貫通しているため、重心が顔面に近づき、すなわち鼻にかかる重さが軽減するのです。しかし当然瞳孔間距離を測定してのオーダーメイドのため、時間がかかり価格が跳ね上がります(ちなみに防塵レンズにも度が入っているため、40万円以上になります)。でも、見たいものが見られる—背に腹は代えられません。

一度目は瞳孔間距離が合わず、再製に出して先日やっと手元に届きました。今度はピッタリです。嬉しくてたまりません。現在、慣らしで使っていますが、診療がまた楽しくなりそうです。

 

久しぶりの万年筆

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何年ぶりでしょうか、ペン、つまり万年筆を持ちたいと思ったのは。

気づいてみれば、安楽なボールペンとのつき合いに慣れきっていました。

普段私の書く字は全く美しくないので、(ということは、その気になれば多少綺麗に書けると言い訳しているわけですが)それはともかく、いい道具を持っていながらその結果である作品が美しくないというのは、私の信条に合わないのです(ちょっとカッコつけすぎですね)。

以前少し触れましたが、歯科治療において、いい道具を持つことで結果に責任を持つというプレッシャーを自分にかけるというお話をしました。

一方で、少し丁寧に字を書く時間を楽しみたいと思う歳になったのかもしれません。

そこで、ふと頭に浮かんだのがパイロットキャプレス。

私の中学時代に、入学祝いとして多くの生徒が持っていたのがこれでした。

当然、当時それほど高価なものではありませんでした。

でも今になって、あのデザインとメカに懐かしさを覚え、ネットで調べてみると、なんと、今でも現役で販売されているではありませんか。

つまり、半世紀以上大きなデザインの変更なく生産されているのです。普通のキャップ式のペンならさもありなん、当時としてはキャップがない(だからCaplessなんですが)ペンというのは明らかに反主流派です。しかも、メカが増える分、故障も多くなるはずです。それが半世紀以上、もちろん細かな改良はしているでしょうが、ほぼ当時のデザインを踏襲して現役で販売されているというのは驚きです。 ちょっと興奮してしまいました。

写真がさっそく購入したキャプレスで、左がペン先格納時の状態、右が臨戦態勢(?)の状態。

名入れでも1万円台でした。とにかくフォルムが美しいでしょ。

そういえば、以前ご紹介したワインのソムリエナイフ(2010年10月)に似ているような。こういう、ギリシャ建築のエンタシスのようなふくらみのあるフォルムが個人的好みなのかもしれません。

で、色はダークブルーに金メッキ。なにか、英国のクルマのイメージでしょうか。

まだ眺めているばかりで使っていません。でも、この見ているだけの楽しみをもう少し味わいたいと思います。

 

 

 

自作陶器

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しばらくブログの更新をしていなかったので、若干の焦りがありました。

唐突ですが、写真はmy familyの作品です。

6月に蓼科に行ってきました。recreation=レクリエーションというと、なにか行事を思い受けべますが、re=再度 creation=創造 で、日本語ではその表現が難しいのですが、現代の言葉でいうと、”リセット”が近いでしょうか。 そのためにふらっと蓼科に行きます。

私は、蓼科の自然が大好きで、年に2、3回行くでしょうか。

今年6月、女房に誘われて蓼科の「たてしな陶房」という体験陶芸教室に行ってきました。

行くまでは「面倒臭い」という気持ちだったのですが、さて行ってみるとハマってしまいました。

先生は講釈師としても面白いのですが、こちらが「身の程知らず」で要求する「未知なる作品」に対して、その気持ちを汲み取り、できないところを補助して具現化してくれるのです。

型紙を使って材料を切り抜き、型に押し当てていく方法ですが、これだと、素人でもある程度の形が作れます。

その時の作品が、本日、宅急便で送られてきました。

写真は、その「結果」です。 いかがでしょうか。

左は次女の作品で、フリルを作りたいという、その要望に先生が手を添えてくれて仕上がりました。

右は、女房の作品で、そうめんの水差しに使うとのことです。つぎ口の形がなかなかです。

色も涼やかです。

そして中央が我が作品。

備前が好きな私の意向で、あえて釉薬を使いませんでした。

口の部分は難しく、ほとんど先生が作ってくれました。

3点とも、実用品としてしばらく本人の主観的な講釈を添えながら愛用していくことでしょう。

また陶房に行って、新たな挑戦をしたいと、思っています。

先生、よろしくお願いします。

 

春本番

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大型連休直前。

4月は、暑かったり寒かったりで体調管理が大変ですね。

気象予報士の話では、4月は1年のうちでも日中と夜間の寒暖の差が大きい月だそうです。

その上、3月並みの気温だったり6月下旬の気温だったりと、冬と夏が同居したような季節ですね。

さて、そんな中やはり季節は着実に進みます。

上は診療室前のモッコウバラ。

ブナの木に覆いかぶさり、重そうです。

花が終わったら、バッサリと剪定しようと思います。

下は診療室の玄関にあるワーディアンケース。

胡蝶蘭が見事でしょ。

素人が育てると、やはりこの季節に満開を迎えます。

ここに入りきれない胡蝶蘭もあります。本来は鉢に寄せ植えしたものは株ごとに分けるべきなんでしょうが、場所がないので、かわいそうですがそのまま育てています。

もうじき、こんどはヤマボウシの白い花が咲くんでしょうね。

そしてアジサイと—本当に過ごしやすい季節はそんなに長くはありません。

春の使い

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今年の3月は寒暖の差が大きく、5月上旬の気温だったり2月の気温に戻ったり。

まあ、3月だからといって例年の3月並みの陽気が続くとは限らないのですが。

3月24日、穏やかな陽気だったので、久々に芝の手入れをしていたらご覧の通り、たぶんジョウビタキのメスだと思いますが、土を起こした所に近づいて来ました。距離としては1.5mくらいでしょうか、もっと警戒心が強いかと思っていましたが、餌の気配に釣られてか、こんなに近くまで寄ってきてくれました。チッチッと、姿同様に愛らしい鳴き声でした。

もうひとつの写真は4月3日のもの。

前橋でもつい先頃桜満開が発表されました。

日本人って本当に桜が好きですが、ここはあえてコブシの花に焦点を合わせてみました。

霞か雲かというように、桜はマスとして眺めるもので、コブシはどちらかというと梅などのように一輪一輪愛でるものなのかもしれません。

さてこれからたくさんの花の競演が始まります。私の好きなバラも咲き始めます。

今年は挿し木の成功率も高かったので、開花の楽しみもひとしおです。

我が青春の思い出

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自宅横にある物置が老朽化(築50年弱)し、見た目にも安全面でも問題があったため、つい先日建て替えのため取り壊しました。

それに先立ち、必要最小限の中身だけ残すことにしました(私の年代って、捨てることが下手なんです)。そしたら偶然このコーヒーカップのソーサーが出てきました。カップはこれまで時々使っていたのですが、ソーサーは30年近く見つからずに諦めていました。現在の自宅を新築する際、紛れてしまったのでしょうね。

このカップはソーサーと一対でなければ、私にとっての意味は半減してしまうのです。

19歳の時、つまり1973年、当時東京の練馬区江古田で、外国からの留学生もいる学生寮で慎ましく暮らしていました。進路に迷いがあり、早稲田を中退し予備校に通っていた、人生で最も苦しい、悩み多き青春時代を送っていました。

寮から駅に向かうダラダラの下り坂は「くの字」に曲がっていて、ちょうどその角に小さなおもちゃ屋さん(今だとアクセサリーショップのようなお店)があり、ショウウィンドウ越しに飾ってあったこのカップ&ソーサーは、当時、心が寂しかった私には、とてもほんわか温かみを醸し出して見えました。食事を節約しながら2、3ヶ月我慢して、店に飛び込みました。当時、600円くらいだったかと記憶しています。「これで飲むとコーヒーが美味しくなるよ」と、カップを包みながら微笑んだ店主のおじさんの声がいまでも思い出されます。

あれから40年以上経ちました。このカップ&ソーサーを手にするたび、当時のほろ苦い記憶がいろんな情景とともに、浮かび上がってきます。そして、いまの幸せを感謝しています。

あのお店はまだあるんだろうか、おじさんはどうしているだろうか、もうすっかり風景が変わってしまい、当時の面影すら残っていないかもしれない—でも私の心の中に鮮やかに残っています。

六本木ヒルズ

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1月28日、(株)プラネットの依頼で、六本木ヒルズにあるアップルジャパンの研修室でプレゼンテーションを行ってきました。

なかなか入れないところですよね。

気分はすっかりお上りさんで、早速例の有名なオブジェをワンショット。

ところでプレゼンの内容は?

ごく簡単にいうと、「ソフトを活用した歯科診療におけるデータ管理とコミュニケーションの構築」といったところでしょうか。

持ち時間2時間でしたが、さすがに普段喋り慣れていない私の声は、プレゼン終了時には森進一状態でした(!?)。

何かひとつでも皆さんのお役に立てる内容をご紹介できたらなあ、との思いでお話ししましたが、皆さん熱心に聞いていただき、最後には質問もたくさん頂き、とにかく感謝です。

ところで、アップルジャパンの各部屋は完全にシースルーになっていて、廊下から内部がすべて見えてしまいます。 普段診療室という閉鎖環境にいる人間にはとても新鮮な光景です。

また、各部屋には名前がローマ字で書かれていて、それがほとんど江戸から明治時代の著名人の名前です。

3枚目の写真がそれですが、この部屋は「Basho」です。

そのほか、「Saigou-San」「Kido Takayoshi」といったものもありました。

外国人には、そのほうが部屋の名前が記憶しやすいからだとか。

もっと写真は撮ったのですが、間違って「—権違反」なると大変なので、これ以上のアップは残念ながらさし控えたいと思います。

とにかくApple Japanはamazing worldでした。

あれ?気づかぬうちに英語ずれしてました(笑)。

 

歯ブラシ エコ編

IMG_3887_edited-1「たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ」

これまで、このテーマについては続編まで出して述べてきました。

今回は、ちょっと別の方向から歯ブラシを見直してみましょう。

といっても、歯ブラシ本来の目的は、歯や歯の周辺に残った細菌や汚れを取り除くことです。使い込んで毛先が曲がってしまった歯ブラシは、当然この歯ブラシ本来の使命を全うすることはもはやできなくなります。

「歯ブラシ エコ編」とは、こうなった歯ブラシをさらに使おうというものではありません。役目を終えた歯ブラシに第二の「歯ブラシ人生」を送ってもらおうということです。

第二の「歯ブラシ人生」は、バスルームのタイルの目地の掃除器具としての再利用です。

そのままでも使うことはできますが、植毛部のすぐ下のネックの部分を毛先と反対側に曲げると、掃除の際タイル面に指がぶつからず、かつブラシに力が入りやすくなります。

ネック部をバーナーで熱し、軽く指で力を加えると簡単に曲がります。熱を加え過ぎると溶けたり焦げたりしますから、「少し加熱しては曲げる」を繰り返したほうがうまくいくようです。

最近の歯ブラシの毛は、ナイロンやポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、さらにナイロンを芯としてPBTでコーティングしたもの(毛先が極細のブラシはこのタイプ)が主流です。

ホームセンターでタイル目地用のブラシが販売されていますが、歯ブラシを加工したもののほうが清掃効率、耐久性ともずっと優っているというのが私の感想です。特にPBT製のものは耐久性抜群です。まさしく歯ブラシの性能に脱帽です。

皆さんの歯ブラシの第一の人生はどのくらいでしょうか。

私は朝晩は自宅の歯ブラシ、昼は診療所の歯ブラシを使用していますが、自宅の歯ブラシの使用期間はだいたい3週間です。

毛先の開いてきた歯ブラシはコシがなくなるとともに、ねらった部分や方向に毛先が当たりにくくなり、清掃効果は極端に低下します。

毛先がちょっと開いてきたなと思ったら、その歯ブラシには第二の人生を送ってもらい、新しいものに交換しましょう。

タイル目地の掃除に新品の歯ブラシを使ってはどうか?

もちろんそのほうが清掃効果は高いでしょうが、それはあまりにももったいないですね。

師走のCDコンサート 2015

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今年もはや師走。

12/13(日)、恒例のCDコンサートを開催しました。

今年のテーマは、「美しい曲」。

さてその前に。

実は今回、25年来使い込んでいたCDプレーヤーがどうにもこうにも調子悪くなり、泣く泣く買い換えたのです。

せっかくだからと、SACDプレーヤーを購入しました。 SAについては半信半疑でした。

が、機器のデザインはともかく、再生してみるとやはり技術の進歩は歴然でした。

今まで聞こえなかったいろんな音が聞こえてくるのが実感でき、なにより音が豊かになった気がしました。

ま、あまり音にこだわらないほうが音楽を楽しめるんですけどね。

 

閑話休題。

もちろん、「美しい」という審美的評価には少なからず「好み」という主観が関係しているのですが、それでも大多数の人が美しいと評価する場合、そこにはやはり普遍性が存在している、そう思うのです。

そして普遍的に美しいといわれる曲は、とても単純なメロディから構成されているというのも、普遍的な法則なのかもしれません。

ま、そんな講釈はどうでもいいのです。

みんなで聴いて、「やっぱりきれいだね」と満足すればいいのです。

とりあえず、以下が今年のプログラムです。

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  1. G.F.ヘンデル作曲 ”ラルゴ”ヘ長調

Orpheus Chamber Orchestra

  1. 〃 オンブラ・マイ・フ    Kathleen Battle(Sop.)
  2. S.ラフマニノフ作曲 「ヴォカリーズ」

Kathleen Battle, Daniel Saunders (Pf)

  1. W.A.モーツァルト作曲 ピアノ協奏曲No.21 ハ長調 K.467

F.Gulda; C.Abbado: Vienna Philharmonic Orchestra

  1. J.シュトラウス作曲 歌劇「こうもり」から序曲

Carlos Kleiber: Bayerisches Staatsorchester

  1. L.V.ベートーベン作曲 ロマンスNo.2ヘ長調 Op.50

A.Grumiaux;B.Haitink:Royal Concertgebouw Orchestra

  1. 小田和正作曲 緑の丘(東北大学 校友歌)      小田和正
  2. W.A.モーツァルト作曲 バイオリン協奏曲No.3 ハ長調 K.216                                                  Steinbacher;D. Dodds: Lucerne Festival Strings
  3.   J.シベリウス作曲 フィンランディア賛歌  ”Be Still My Soul”                   Izzy
  4. F.レハール作曲 喜歌劇「メリー・ウィドウ」から

Battle, P.Domingo; J.Levine: Metropolitan Opera Orchestra

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当日は、一応なぜこの曲を選んだのか、言い訳をするのです。

1.から3.への流れ、7.をなぜ入れたのか(これは今年のブログで触れています)、9.のシベリウスの愛国心、そして愛国心と関係あるかないか(ほとんどないですね)10.の「メリー・ウィドウ」へ—そしていつしか早くなった日暮れを迎え、お開きとなったわけです。